第6回 日永岳(ひながだけ)

三等三角点 標高 1,215m 関市板取字川浦(かおれ)

北方向 2005.7.30

山県市役所美山支所(旧美山町役場)から約17q30分ほどで終点の仲越集落の廃校広場。舗装道路を離れ左手の林道へと上ります。約300m行くと神崎橋があり右手へ林道が分岐していますがまっすぐ進みます。約800m進むと左への橋があり、橋の手前直進方向に林道が分岐しており入り口にゲートがあります。こっちへ進みます。(前回は橋を渡り左の橋へ進んでしまった)ゲートが開いていれば車で行けます。7分ほど(2q地点)で林道は大きく崩落しており車では行けませんがこれより100mほどで登山口。ガイドブックによれば広場があるとのことでしたがここも広範囲に土砂が崩れてきており無惨な状況。奥の左手に沢がありその傍に中電の「日永岳反射板」の小さな案内標識が立っておりこれより登ります。

杉、桧の植林されてる中は道もしっかりしており歩きやすいです。27分ほどの登ったところで道が崩壊(と思えた)、斜面を藪こぎして登山道に戻ることができましたが、帰り降りてくると道は登り口までちゃんと続いておりなぜ道を失ったのか狐につままれたよう。

植林地帯を抜けると両サイドを背丈ほどの笹が生い茂り歩きづらく杣道で狭く注意が必要です。1時間で峠。藪こぎのロスが無ければ50分ほどか。初めて見る白い山アジサイがまだ咲いていました。峠よりup―daown―upでフェンスで囲まれた中電反射板。この30m先に三角点があります。

背丈ほどの雑木が茂ってるためアイポイントでの眺望は無理。三角点の傍に腰をかけるにはもってこいの岩がありそこに立てば連なる山容がぐるりと見渡せます。(北方向を除き)天空を遮るものはなく受信状態は文句なし。

あいにくの曇天で遠くの山はシルエット。ここは秋にまた登りたい山です。空気の澄んだ山頂からの眺望はずいぶんと遠望がきくのでは。
                (2005.7.30 歩く)

保護石はないですが柱石は正常です。ただ1センチほど露出しており(保護策の必要はないけれど)、途中登山道でもはりめぐってる木の根が露出しつまずきやすくなってるように、それだけ風雨にさらされてるようで、厳しい自然が想像されます。

東方向
(東へ3mほどの所に腰をかけるのにもってこいの岩があり、ここに立てば眺望はひらけます。)

南方向
(後方に中電反射板)

北方向から南(反射板あたり)をまわり西への270°の眺望。

峠のランドマーク桧の大木越しに見る山頂

登り口にある「日永岳反射板」と書かれた案内標(左手は谷)

登り口手前100mほどのところで1mほど残し大きく崩落した林道

左の橋を渡らず通行止めチェーンが張ってある方へ。前回は左へ行ってしまい撤退を余儀なくされました。

「神崎橋」。橋の向こうに右への分岐がありますが(板取への)まっすぐ。

ここが林道のスタートで左手へ上がっていく。
まっすぐ行くとすぐ小学校跡地広場。