第7回 江原坂(えばらざか)

三等三角点 標高 593m 関市板取字観音洞

北方向 2005.8.28

国道256号線を洞戸から板取方面へ。 板取川大橋を渉ると白谷地区に入りますが、最近その玄関口に「道の駅」ならぬ「花の駅」ができました。

そのすぐ上に右に入る道がありこれを進むと200メートルほどで右へ入る白谷林道の入口があります。ここから500メートルほどで左の谷に大堰堤がありこれより700メートル、ヘアピンカーブを過ぎしばらく進んだところが登り口となります。案内板も何もありませんが小道が山に向かって延びています。

谷沿いに進むと300メートルほどして山側へ道が分かれそちらへ進みます。(谷沿いに登っても上の方で一緒になるような気もしましたが)山頂に近づくに従って道がはっきりしなくなりますが尾根らしきところを進み登り口から35分ほどで三角点に到着します。もっとも最初ここを見過ごしさらに数十メートルのところにあるのフェンスで囲まれた電電公社の高賀中継所跡付近をうろうろしました。
樹木に覆われた中で北方向にぽっかり空いた所がありそこへ行くと高さ20メートル以上はある巨岩の上に出ました。そこからの北方向から南西方向にかけての眺望は抜群。

周囲の山々から地図を見比べてもここら辺りが三角点のある場所だと判断したものの見つからずあきらめ戻る途中中継所跡を過ぎて20メートルほどのところで倒木の影に三角点の案内標を見つけました。             
                        (2005.8.28 歩く)


保護石はないものの柱石は正常。

柱石から1メートル足らずの所に直径1メートル近い松の木がありこれが高さ2.5mぐらいのところで折れすぐ傍に倒木となって横たわっていますが幸い柱石は無事。それにしても100年ほど前の設置当時、この松の木はどれくらいの大きさだったのか、邪魔にはならなかったのか?

南方向。木立越しにわずかに視通があるだけ。

周囲に高さ15mほどの桧まじりの雑木が覆い受信状況はだめでしょう。

三角点から50メートルほど北にある巨岩の上からの眺望。北から高賀山、添又、権現山が望めます。

林道からの登り口。途中まで沢沿いに歩く。
帰りは違う道を降り白谷手前の高見地区川向かいの
林道終点にたどり着きそこから車を止めたここ まで
1時間近く歩く。 いつもながらすんなり帰れない。

今春、国道沿いにできた「花の駅」このすぐ上を右に入いる。