2000年4月29日(土曜日)


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四季折々の旅、心に残る旅の思い出、旅先での感動した話…。
そんなリスナーからお寄せいただいたお便りに、
旅の写真や観光地の最新情報などもまじえ、素敵な旅を紹介します。


岐阜県武儀郡洞戸村(むぎぐん ほらどむら)にお住いの、43歳の、会社員、
野村吉則さんの「みちのく・花巻の旅」、ご紹介します。


今から13年前の3月31日、
私は歴史的瞬間に立ち会うことができました。
そう、この日は、JRとして民営化されることとなった
「国鉄最後の日」。感謝イベントとして企画された、
この日1日限り「国鉄全線乗り放題のキップ」
(確か6千円)、これを手にして、
上野から満員の東北新幹線に乗り込んだのが、
早朝6時5分…。仙台の名勝地・松島…、そして
伊達政宗ゆかりの寺・瑞巖寺(ずいがんじ)を経て、
以前より訪れたかった宮沢賢治の故郷・花巻へと、
みちのく一人旅…。

唯一、この旅で、贅沢したのは、仙台の牡蠣料理の
専門店「かき徳」で、牡蠣のフルコースに舌鼓。酢牡蛎を
肴に地酒「浦霞」の酔い心地に、しばし
旅情を満喫した次第です。

花巻駅に降りますと、ローカル歌手を1日駅長に迎えての
歌謡ショーが催されており、素朴なトークと懐かしい
メロディーには、外気の寒さを忘れさせる心温まるもの
がありました。

賢治が農民講座を開いたという『羅須地人(らすちじん)協会』、
あの有名な「下の畑に居ります」という黒板の前で写真を撮り、
その帰り、駅舎近くで、詰め襟の学生服の上に
ちゃんちゃんこ姿の地元高校生を見かけ、なんだか賢治の
童話の世界に入ったような、ファンタジックな気分になりました。

過ぎ行く冬と、去り行く国鉄…。
待ち望んだ春の訪れと、新生スタートするJR…。
歴史的転換期と言っては大袈裟ですが、
いつまでも、忘れられない旅になりました。


宮沢賢治が農作業に出掛けると
「下の畑に居ります」と黒板に書いていったという。
その文字が残っている『らすちじん羅須地人協会』
で記念撮影。
花巻は、「宮沢賢治記念館」「宮沢賢治童話村」
「イーハトーブ館」など、宮沢賢治にまつわる
記念館や記念碑が多く点在している。
また花巻温泉もあり、賢治を訪ねる
旅をしてみるのも楽しそうだ。

花巻の語源は、市内を流れる北上川に
桜の花びらが落ちて、水面にグルグルときれいに
巻いて見てた。そこから花巻となったとか。
ローカル歌手を迎えての、さよなら国鉄の
イベント!

一日駅長は誰なのか? JR花巻駅の
駅長に聞くと、「転勤したり、退職したり、
13年前のことを知っている人は、ここには
誰も残っていないんですよ」とのことでした。
仙台の名勝地・松島には、伊達家の
菩提寺「瑞巖寺」がある。
ここには伊達政宗にまつわる兜や鎧、
刀などが数多く展示している。


花巻市のホームページ

http://www.city.hanamaki.iwate.jp/


野村吉則さんが作った・・・ホームページ

私も文系の人間、パソコン音痴ですが
ホームページを作りたいとの希望で何とか
挫折せず現在に至っております。

そのHPは去年苦労して公開できました。
内容はすぐできたのですが
サーバーに転送するのにうまくいかず一月ほど
すったもんだしました。

初HPは地元の人たちで夏場営業している
鮎料理の店の案内です。

鮎の里ほらど http://www.dab.hi-ho.ne.jp/ayunosato/